写真のプリントに対するこだわり
pictonicoのTシャツはダイレクト・インクジェットプリントという技術によって写真をプリントしています。Tシャツへのインクジェットプリントは今アパレル業界で最も注目されている印刷方法で、生地の表面に対して直接顔料インクを吹き付けてプリントし、その表面は自然な柔らかい風合いに仕上がります。
古くから繊維業が栄えデニムの聖地として名高い町、岡山県の児島に大正時代に創業した老舗の工場と提携し、最新の機械と熟練の職人の手により写真がTシャツへ丁寧にプリントされます。
また、写真のプリント再現性を高めるため、高品質の生地で作られたTシャツボディーを採用。高級綿糸であるコーマ糸を使用したライトウエイト生地で、番手の細い上質な糸から生産されており、生地表面がきめ細かく、写真プリントに最適なTシャツ生地といえます。Tシャツを着たときのしわの出方も美しく、体の動きになめらかに反応する写真プリントの表情も映え、ファッションアイテムとして、プリントされた写真を美しく着こなすためのこだわりも込められています。
コーマ糸とは?
綿花を紡ぐ行程でカード工程(短繊維の除去と繊維を平行に引き揃えるための工程)の後で、さらに短繊維の除去と、繊維の平行度を良くするための精梳綿機(コーマ)という機械を使用して精製した細番手高級糸。繊維が均一に揃いムラが無く自然な光沢があり、肌触りや質感など非常に精度の高いTシャツが作られます。
[関連ブログ記事] Tシャツへの写真プリントについて (1)
写真は飾るフレームひとつで印象が変わります。そしてプリントは写真家にとって「第二の撮影」とも言える程、作品の良し悪しを大きく左右する工程のひとつです。
pictonicoでは、Tシャツの地の色とのバランスや生地へのプリント時の色の出方なども考慮しながら、綿密に写真データの色調整を行い、工場と仕上がりイメージを共有してプリント工程に入ります。その写真がTシャツという形の中でより映えるよう細心の注意を払って製品化しています。
襟元にはフォトグラファーのサインのスタンプが押されています。Tシャツへの写真プリントも、これまでと単に出力方法が違うだけで、立派な写真家としての作品のひとつであるという意味も込められています。
Tシャツボディーについて
■4.3oz〜5.0oz
■24s〜30s天竺 コーマ糸
■綿100%
■丸胴タイプ(胴のサイドに縫い目がありません)
プリントの耐久性
pictonicoのTシャツは洗濯試験と摩擦試験を高い水準でクリア。通常の着用の程度であればプリントが落ちたり剥げたりする心配はありません。
普通の洗濯方法でも十分の耐久性を保っていますが、よりプリントを美しく長持ちさせるために、Tシャツを裏返しにしてネットに入れて洗濯することをお奨めしています。
また、普通のTシャツ同様の注意点として以下のことはお避け下さい。
・ドライクリーニング ・ドラム式の乾燥機 ・漂白剤 ・写真の上に直接アイロンがけ ・つけ置き洗い